当社は、1970年頃、京都市中京区小川通にて設立いたしました。

そこは当時音楽好きの京都人の集う場所で、いわゆる日本の歌謡曲は、この京都で生まれたのかもしれません。

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音楽好きだった父が音楽の仕事をするに至った理由は、祖母に寺町通の楽器店でマンドリンを買ってもらったことに始まります。

嬉しかった父は、高校三年生の春に受験勉強を放棄し、堀川高校で仲間たちと「堀川マンドリンクラブ」を結成します。

仲間が増え、ついに京都会館で大規模なコンサートを開催します。近年「堀川マンドリンクラブ」は結成55年を迎えました。

父は亡くなる前に、音楽は一生の友達をつくってくれることを教えてくれました。

団員の皆様はよくお見舞いに来てくださり、父の葬儀を奏でたのは、友人の方たちによるマンドリン合奏でした。

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つらい時や、悲しい時、嬉しい時や幸せな時も、そこに音楽が流れています。

川の流れや、異国の言語も、すべて音楽ととらえることができます。

私たちは生まれる前、母親のおなかの中で、心音や感じる音全てを肌や五感を通して音楽と捉えているそうです。

音楽は、生まれる前から一生を終えるまで、生涯の友となりえるのです。

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令和の時代を迎えた今、これからの乳幼児にとっての音楽教育をどう進めていくかが問われているように思います。

平成30年の教育保育指針改定では「0歳からの教育」が提唱されましたが、0歳から出来る大きな教育のひとつに「音楽」が大きく関わりがあるのではないかと思います。

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子どもたちに、私たちが与えてあげられるものは「教育」しかないのかもしれません。

次世代へ温かい音楽を伝えていけるよう皆で取り組んでまいります。

今後とも、皆様のご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

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​代表取締役　松本叔子

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